第75回全日本大学バスケットボール選手権(インカレ、東京など)が開幕し、県勢男子では浜松学院大が2年連続2度目、女子の静岡産大は3年ぶり2度目の出場を果たす。

両チームとも予選リーグからスタート。浜松学院大は5日に環太平洋大、6日に富士大と対する。静岡産大はきょう4日に聖カタリナ大、5日に広島文化学園大と対戦。2校は負けられない2試合を戦い、決勝トーナメント進出を狙う。【倉橋徹也】

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浜松学院大が、ハードな守備と泥くさいプレーで予選を勝ち上がり、昨年大会のベスト16超えに挑む。主将で浜松市出身SF辺田(へだ)涼介(4年)は、得意の3点(P)シュートでチームをけん引する。今季の東海リーグでは3P王を逃したが、このところシュート成功率を上げていて、今大会では4年間の集大成をぶつけるつもり。チーム守備の強度も上がっていると言い「そこを軸に勝ち進みたい」とチームNO・1の努力家は意気込んだ。

その主将や大口真洋(まさひろ)監督(47)が期待を寄せるのはPG坂井晴哉(1年)だ。4位となった今年7月の全日本大学新人戦でアシスト王(8本)に輝いた注目株。指揮官から「勝敗の鍵を握る選手」と期待され、チームが自分たちのプレーをするため「ガードの自分がまずしっかりしないといけない」と意欲を示した。アシストだけでなく、ドライブからのジャンプシュートも強みとし、W杯日本代表の河村勇輝(横浜BC)のような視野の広さ、冷静さなども追求している。

その新人戦準決勝では、優勝した筑波大に55-107と惨敗した。今大会の決勝T進出を決めれば1回戦で再び対する。悔しさをばねに守備強度を高めた辺田主将も坂井もリベンジを誓う。その上で「試合に出られない4年生の分もがんばりたい」と声をそろえた。

○…指揮官から「彼女なくして今のチームはない」と感謝されたのは福井ひかるマネジャー(4年)だ。主将と同じ浜松学院高でプレーしたが、一線を退いたもののバスケにかかわりたいと入部。雑務まで幅広くこなし、選手らからの信頼も厚い。福井は「毎日楽しく、充実していた」と振り返った。登録メンバーには「コートに立てなかった選手の思いももってがんばって」と背中を押した。