三つどもえだった女子78キロ級を抜け出したのは29歳の高山莉加(三井住友海上)だった。

3位決定戦の前、オリンピック(五輪)2連覇の上野雅コーチから「ここで取らなきゃ次につながらない!」と背中をたたかれて送り出された。20歳の杉村を41秒の一本勝ちで下し、「メダル取る、取らないではやっぱり違う」と強調した。東京五輪金メダルの浜田尚里が2連敗で脱落し、リオデジャネイロ五輪代表の梅木真美も5位。差をつけて初の五輪切符を手に。信念は「真っ向勝負」だが、「海外選手とそれで戦ってもかなうわけじゃない」と改善も誓った。