違法薬物事件を起こしたアメリカンフットボール部の存廃や大学の改善計画について報告する日本大(日大)の記者会見が4日、都内で行われた。

不死鳥フェニックスが愛称のアメフト部を巡っては先月28日、学内の競技スポーツ運営委員会が廃止(廃部)とする方針を固め、本部側から承認されていた。この日は1日の理事会で議論の結果、継続審議となることが報告された。質疑応答では、仮定の話で廃部となった際の部員の進路に言及。同好会、他大学の編入などの可能性も考えられる中、スポーツ科学部長の益子俊志教授は「もちろん廃止となると、アメフトをやるフィールドがなくなることになる。しかし今在学している学生にとって生きがいというのはあるが、そこは学部生、学生として、しっかり勉強する環境は残ります。もちろんアメフト部が消えたとしても、外部のクラブチーム、同好会でやる選択を妨げるつもりはありません。それを含めてしっかり支援していく体制、内容も含めて検討しているところです」と説明した。

また廃部に関しては、理事会での決定前に、中村敏英監が部員に「廃部が決定」の内容のメールが送られていた。経緯について、林真理子理事長は「これはちょっと私も分かりかねますが」と前置きし、「競技スポーツ運営委員会で(決まり)マスコミから出るよりも先にという配慮だったと想像します。なぜ中村監督がそういうメールをしたかは分かりかねますので、はっきりしたことは申し上げられません」と述べた。