違法薬物事件を起こしたアメリカンフットボール部の存廃などについて日本大(日大)の記者会見が4日、都内で行われ、日大の林真理子理事長、競技部の薬物事件に関する調査及び再発防止策検討委員会の益子俊志委員長、第三者委員会答申検討会議の久保利英明議長が登壇し、報道陣からの質疑に答えた。

-アメフト部存続、廃部についての個人的見解は

林氏 まだ継続審査中。私の考えについて述べるのはご容赦いただければ。

-廃部となった場合に部員の進路は

益子氏 もちろん廃止となると、アメフトをやるフィールドがなくなる。しかし在学している学生にとって勉強する環境は残ります。外部のクラブチーム、同好会でやる選択を妨げるつもりはありません。

-公判では大麻使用は10人程度との証言も。大学側の認識は

林氏 警察の捜査に関わることですので、返答はご容赦いただきたい。

-廃部方針について、連帯責任という捉え方をする声もあるが

益子氏 今回の事案に関しては連帯責任ではないと考えています。大麻をしていたのは1人や2人とは考えにくい。もちろん潔白な学生はいると思うし、そういった学生たちは犠牲を被るかもしれませんが、今回の事案について連帯責任(にあたる)とは私は考えられない。

-学生の就職活動への影響と対策

林氏 早くこの問題を終わらせることが一番大切。日大だけが東京国際フォーラムの地下を貸し切って(就職説明会を)やっていて、今年も実施します。いつもと同じような数の企業に来ていただけるようにしたい。

-10月に私立大学等経常費補助金不交付の3年連続の不交付が決定した。

林氏 非常に重い問題。これによる授業料の値上げは考えておりません。遊休地の売却を検討、それと経費節減。教職員にかなり無理をお願いしているところです。

-アメフト部の中村監督らがこの会見場にいない

林氏 今日の会見はアメフト部の一連のことについて精査するというよりも、第三者委員会の報告を受け、こう改善しますとアンサーを出す場所。そういう趣旨なので、監督は当然出席していないということです。