前回2位の三原舞依(24=シスメックス)が「楽しむ」をテーマに滑りきる。

30分間の公式練習ではショートプログラム(SP)曲をかけての通しで、演技後半の3回転フリップなどを着氷。入念にジャンプなどを確認し「NHK杯が終わってから全日本まで『必死に練習を積んでいかないといけない』という思いで、毎日を過ごして、1カ月間があっという間でした。『今までやってきたことを、この舞台で出せるように』ということを考えながら、試合を最後まで楽しむことを大切にしたいです」と日本最高峰の舞台を見据えた。

今季は右足首の故障でグランプリ(GP)シリーズの中国杯を欠場。最終戦のNHK杯は8位にとどまった。それでも自国開催の舞台でファンから声援を受け「試合に出られることのうれしさ、緊張感、達成感、幸せな思い。出て良かったなと思いました」という。

現在も患部の状況は全快とはいかず、痛みも残っていると明かす。それでも、出場を選んだ決意は固い。

「今年も全日本の舞台に立つことができるのが、何よりもうれしくて、また長野に帰ってくることができて、すごく幸せな思いです。演技の中で1つ1つの要素を大切にしながら、一瞬一瞬をかみしめて、滑れたらいいなと思います」

SPは22日、フリーは24日に行われる。2つの演技に全ての力を注ぐ。【松本航】