東地区3位青森ワッツが、同地区首位A千葉に96-105で敗戦。16日、クラブは高原純平前ヘッドコーチ(HC、43)の解任と大島洋介HC(47)、マーカス・ムーア・スーパーバイジングコーチ(SVC、43)が指揮を執ることを発表。突然の解任劇に揺れた青森だったが、選手は奮闘。「新体制1勝」を懸け、18日もA千葉と対戦する。

   ◇   ◇   ◇

ワッツに衝撃が走った。16日、クラブは高原前HCの解任を発表。「ヘッドコーチ契約書における禁止事項への抵触による契約解除」と理由を説明した。高原前HCは22年、4シーズン在籍した越谷から青森HCに就任。1年目の22-23年は28勝32敗でチームをクラブ初のプレーオフ(PO)進出に導き、今シーズンも第21節を終え、21勝18敗の東地区3位。2年連続PO進出に向け、態勢を整えている最中だった。クラブは高原前HC解任に伴い、北谷稔行ゼネラルマネジャー(43)も責任を取る形で辞任。大島氏とマーカス・ムーア氏の両チームアドバイザーが、それぞれHC、SVCに就任。試合の指揮をムーアSVCが執ると発表した。

この難局を乗り越えようとチーム、ブースターが結束。ホーム・マエダアリーナは熱気に包まれたが、この試合に勝てば、早々とPO進出が決まる首位A千葉には通じなかった。パトリック・アウダ(34)が前半だけで15得点を挙げるなど55-54と互角のまま折り返し。だが、後半は守備の強度を上げてきた相手にミスが目立ち、徐々に引き離され、終わってみれば6人に2桁得点を許すなど大量105失点。会田圭佑主将(28)は「突然の新体制で動揺したが、次に向けて頑張りたい」と前を向き、ムーアSVCは「これから成長するので明日もサポートをよろしくお願いします」とブースターに応援を呼びかけた。

突然の解任劇に新体制発表。チームは動揺に包まれたが、超攻撃型のワッツのバスケを貫き、この日は96得点をマーク。今後もワッツのバスケでPO進出に向け、突き進む。