小林陵侑(27=チームROY)が1回目で133メートル、2回目で139メートルを飛び、合計269・8点で今季9度目の2位に入った。2回目で大飛躍を見せたが、表彰台の頂点には立てなかった。「またかって感じですけど、自分のジャンプの内容は良かった」。大飛躍と順位を争う緊張感で3100人の観客を魅了した。「ジャンプってこういう競技なので、みなさんに楽しんでもらえたかなと思います。地元のジャンプ台で表彰台に乗れましたし、来週からも頑張りたい」と意気込んだ。
第19戦で4シーズンぶりにW杯本戦出場を果たしたレジェンド葛西紀明(51=土屋ホーム)からは試合後、「おめでとう。安定していてすごいね」と祝いの言葉をもらった。札幌大会でW杯最年長出場記録を更新するなど、観客に感動を与えた葛西の飛躍に刺激を受けた。「いろんな人が元気をもらっていると思う。僕もそういうパワーを与えられる試合ができたら」とレジェンドジャンパーから受けた刺激を自身の飛躍につなげる。
今季9度目の2位だが、1月のW杯第13戦で今季初優勝するなど今年に入って調子を上げており、総合優勝も意識し始めた。「何が起こるか分からないので、ジャンプは」。クリスタルトロフィーを掲げる意欲は「もちろんある。まずは1勝することじゃないですか」と今季終盤を見据えた。


