葛西紀明(51=土屋ホーム)が3季ぶり海外大会参戦を決めた。W杯下部大会のコンチネンタル杯(C杯)代表入りは確実で、5枠中残り2枠を争うW杯代表についても作山ヘッドコーチは「なくはない」と可能性を明かした。3季ぶり、50代初の日本代表として、葛西が海外に飛び立つ。

開催国枠で4季ぶりに出場したW杯。札幌2連戦で本戦進出を果たし、17日は30位に入ってW杯ポイント1を獲得したことで、目標だった海外大会参戦も勝ち取った。海外での試合出場は自費で参加した20年12月C杯エンゲルベルク大会以来3季ぶり。全日本スキー連盟からの派遣としては4季ぶりとなる。

この日、代表争いでリードするためにも必要なW杯ポイントの2戦連続獲得を狙ったが、107・5メートルで43位。2日連続のポイント獲得はならなかったものの、史上最年長51歳257日、出場数は通算571戦と、自らのギネス世界記録を更新した。ただ「僕にとっては通過点。もっと試合数を重ねて、600試合に向けて頑張っていく」と、先だけを見据えた。

試合後、オーストリア代表チームから写真撮影をリクエストされるなど、海外人気も健在。4季ぶりのW杯で3季ぶりの海外遠征メンバー入り。まだまだ戦える自信をつけ「いけるところまでいきたい。60歳までとりあえずやってみて、その先はまた決めたい」と宣言。まさに自身の公式ブログのタイトルどおり「レジェンドはどこまでも!」【保坂果那】