RBの角田裕毅(24)は10位入賞し、1ポイントを獲得した。優勝はレッドブルのマックス・フェルスタッペン(26=オランダ)、マクラーレンのランド・ノリス(24=英国)が2位、フェラーリのシャルル・ルクレール(26=モナコ)が3位だった。

30年前、当地イモラ・サーキットで行われたサンマリノGP(当時)決勝で帰らぬ人となったアイルトン・セナ氏。「音速の貴公子」と呼ばれたセナ氏をしのび、金曜のフリー走行では多くのドライバーがブラジルカラーのバラクラバ(ヘルメットの下にかぶる防火用の目出し帽)を身に着け、アルピーヌのピエール・ガスリー(28=フランス)はブラジルカラーのヘルメットでレースに挑んだ。

角田は金曜のフリー走行では3番手タイムをマーク、予選でもQ2の1回目タイムアタックで2番手につけるなど、好調ぶりをアピール。チーム地元のエミリア・ロマーニャGPで期待が高まる。

その角田は、スタートで伸びず、メルセデスのルイス・ハミルトン(39=英国)、ハースのニコ・ヒュルケンベルグ(36=ドイツ)に抜かれ、9位に順位を落とす。

角田13周目にミディアムからハードへタイヤ交換。14周目で前を走るヒュルケンベルグがピットインし、角田は前に出る。

だが、ストレートスピードで劣る角田は、ウィリアムズのローガン・サージェント(23=米国)に前をふさがれ、上位との差を詰められない。角田は26周目タンブレロコーナーでようやくサージェントを抜き12位に。33周目にはザウバーの周冠宇(24=中国)をかわし、11位へ浮上した。その後角田は9位まで順位を上げるが、51周目にタンブレロコーナー前の直線でランス・ストロール(25=カナダ)にやすやすと抜かれて10位に。ストレートスピードの差はいかんともしがたい。

ポール・ポジションスタートのフェルスタッペンは好スタートを切ってトップを維持するが、圧倒的なリードは築けず。終盤ノリスの猛追を受け、0秒725差で薄氷を踏む勝利だった。