ショートプログラム(SP)首位の高橋星名(せな、14=木下アカデミー)はフリー4位の133・71点、合計212・99点で2位となった。初優勝はならなかったが、ジュニア2年目ながら初の表彰台入り。「少し悔しい気持ちもありますが、うれしいです」とほほ笑んだ。

冒頭のトリプルアクセル(3回転半)-2回転トーループを降り、続くルッツ-トーループの連続3回転ジャンプも成功。後半で3回転ループが単発になったものの、転倒や回転不足のない安定したジャンプを見せた。最終滑走に緊張もあったというが、直前の中田璃士(りお)の好演に「璃士くんへの応援の歓声が聞こえてきて、自分もそこで滑りたいと思った」と前向きに臨んだ。

今季はトリプルアクセルの安定感やスピードが増し、参戦1季目ながらジュニアグランプリ(GP)シリーズ第1戦ラトビア大会で優勝、第5戦ポーランド大会2位とブレーク。「ジュニアGPを通じてより自分に自信がついた」。12月にはジュニアGPファイナル(5~8日、フランス・グルノーブル)にも初出場する。「ファイナルや全日本選手権までに、緊張しても練習通りを出せるように頑張りたいです」と意気込んだ。

優勝は中田で合計220・47点。3位は西野太翔(たいが)が合計208・49点で続いた。