自動車F1シリーズ、レーシングブルズの角田裕毅(24)が、今季第3戦の日本グランプリ(GP=決勝4月6日、三重・鈴鹿サーキット)から親チームのレッドブルに昇格する。「最終決定した」と25日夜、オランダ紙テレグラフが報じた。不振を極めるリアム・ローソン(23)が降格し、入れ替わる。
同紙は「電撃起用:角田裕毅、リアム・ローソンを犠牲にし、マックス・フェルスタッペンと新たなチームメイトに」の見出しで「ローソンは、わずか2レースでレッドブルから見放された。日本GP以降、角田が(4度の世界王者)フェルスタッペンの新たな仲間となる」と伝えた。
「この交代は、先週末の中国GPの後に最終決定となった。火曜日(25日)にレッドブルの首脳会議が、タイ出身の大株主が住むドバイ(UAE)で行われ、エンジンサプライヤーのホンダも、今回の契約に関わっている。日本のメーカーは角田を資金面でもサポートしており、レッドブルにとっても、この契約は資金面で興味深いものになっている」と内情を明かした。
複数の情報筋がテレグラフ紙に認めたといい「今週末にも、この物議を醸す歴史的に素早い移籍をレッドブルが正式発表する予定だ」としている。
角田の緊急昇格を巡っては、英オートスポーツ誌の電子版も21日に「レッドブル、日本GPでのローソンと角田の即時交換を検討」との見出しで伝えていた。
セルジオ・ペレスの後任としてフェルスタッペンのチームメートに選ばれていた23歳のローソンは、開幕戦のオーストラリアGPと第2戦の中国GPで予選最下位に沈み、いまだポイントを獲得できていない。一方の角田は、オーストラリアGPで12位だったが、雨天のタイヤ選択が主因。一時2位まで順位を上げる場面もあった。中国GPも19位だったものの、陣営の戦略ミスによる不運と取り沙汰されていた。


