世界ランク13位の橋本帆乃香(28=デンソー)が、同3位の張本美和(18=木下グループ)との日本人対決でフルゲームの末に敗れた。
第3Gまでで2-1とリードしたものの、第4Gから2ゲーム連続で落とした。「悔しい負けですが、自分にできることはやった。いろいろなアクシデントがありましたが、さすが張本選手の対応力。自分の凡ミスが出てしまった」と受け止めた。
ゲームカウント0-1の第2G終盤には、右足を滑らせるアクシデントに見舞われた。10-5で迎えたラリーでネット寄りの相手ボールを返そうと卓球台へ向かって前進した際、勢いあまって右足を滑らせた。
「カーペットで滑って、急激に足が曲がった。アキレス腱(けん)に違和感が出た」
そのままプレーを続け、張本のオーバーでこのゲームを奪ったものの、橋本はよろけながらベンチへ戻った。
試合は一時中断となり、メディカルスタッフによる治療が施された。約6分の中断の末、試合は再開。その後は「アドレナリンが出ていた。試合中は気にならなかった。どうしても競技ができないほどのものではない」とコートに立ったが、第4G中盤からは張本に押し込まれた。
5月の世界選手権団体戦では決勝で中国選手を撃破。「カットマン」の戦型とともに注目を集めたが、張本相手には4連敗となった。「技術面でやりきる力とあとは気持ち」と課題を口にし「リードしているのに負けてしまうパターンが続いている。同じ原因ではないと思うが、足りない部分があるということ。しっかり勝ちきれるようにしたい」と声を振り絞った。


