フィギュアスケート女子で男女通じて初の世界ジュニア選手権3連覇を達成した島田麻央(16=木下グループ)が、高い意識で来季に向かう。

23日、都内で日本スケート連盟の表彰式に出席し、優秀選手章を受賞。25年度の特別強化選手4人に名を連ねた。26年ミラノ・コルティナ五輪は年齢制限で出場資格を持たないが「(30年に)オリンピックを目指すなら、選考会の全日本(選手権)で自分の思う演技をすることが重要になってくる。オリンピックは懸かっていないですが、自分の納得いく演技がしたいです」とし、シニアに交じる12月の大舞台へ決意を示した。

20日閉幕の世界国別対抗戦(東京体育館)ではエキシビションに出演。ショートプログラム(SP)曲に合わせて、大技トリプルアクセル(3回転半)を着氷させた。競技会さながらのジャンプ構成に挑んだのにも、理由があったという。

「国別のエキシビションは(アイスショーと異なり)リンクサイズも小さくならなかったので、入れようと思いました。ジュニアの時はショートでトリプルアクセルを入れる機会がなくて、入れるならシニアの全日本(選手権)が最初になってしまう。それまでになるべく、トリプルアクセルを入れたショートを練習したいので、エキシビションに入れています」

ジュニアではルール上、SPでは単発で3回転半に挑むことができない。シーズンオフへと向かう4月でも、島田は“本番モード”で来季を見据えている。【松本航】