23年4大陸選手権金メダルの三浦佳生(20=オリエンタルバイオ/明治大)が、復調の兆しを見せた。SP74・02点で首位発進。今月上旬に行われたサマーカップからは2・49点向上し、「ミスはあったが点数は残ったことがプラス。スタミナも残っていたので、収穫があった。すごくいい試合だった」とうなずいた。

冒頭の4回転サルコーは乱れながらも着氷すると、トリプルアクセル(3回転半)を成功。3本目は空中で回転がほどけ、2回転トーループの単発となったが「調子が悪いというわけではなく、コースとスピードが出ていなかったのでそこを直していければ(問題ない)」と前向きに捉えた。

昨季から左太もも痛を抱えており、サマーカップが約半年ぶりの出場。同大会のフリーはジャンプミスが重なり振るわなかったが、「焦りは全くない」と力を込める。ともに26年ミラノ・コルティナ五輪出場を目指す鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大)からは「まずは焦らないで」と助言されたといい、「そこは意識していきたい」と引き締めた。

前日22日まで、岩手・盛岡で5日間の合宿に参加。多い日は4~5時間氷の上で過ごし、陸上でも強度を上げてトレーニングを積んできた。コンディションの上向きを実感しており、「徐々にステップアップ。9月頭にあるチャレンジャーシリーズ(CS)から思い切り自分の力が出せるように」と前を見据えた。

男子フリーは24日に行われる。