フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)シリーズ第3戦イタリア大会で男子3位に入った植村駿(16=岡山・就実高)が、今後の飛躍へ自信を深めた。

開催地のバレーゼからミラノを経由し、8日に羽田空港へ帰国。目標はシリーズ2戦目への派遣の基準となる4位以内だったといい「少し出過ぎと思いますが、それなりに自分のできることを出し切ったと思います」と合計212・55点での表彰台を喜んだ。

現在は岡山を拠点とし、無良隆志、無良崇人両コーチの指導を受ける。憧れの選手はシニアの第一線で活躍する鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大)と三浦佳生(オリエンタルバイオ/明治大)。競技者として「優真くんは全てを尊敬しています。ジャンプの安定感が素晴らしいし、スケーティングも世界トップ。スピンも上手。三浦佳生くんはジャンプの迫力、スピードを尊敬しています」という存在だったという。

2人と直接の接点を持ったのは、初出場を飾った24年12月の全日本選手権(大阪)だった。その場で三浦から声をかけられたといい、大会後には三浦が鍵山を誘い「まさかのごはんに行かせてもらいました」と明かした。たわいもない話で盛り上がり「『僕なんかが行っていいんですか!?』という感じでした。すごく優しかったです」と先輩選手の人間性にふれた。

大きな刺激を受け、迎えた今季。ジュニアGPシリーズを含め、国内外での競技会が続く。今大会はフリーでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2本成功させており「まずは安定感を出していきたい。スピンもレベルの取りこぼしが多いので、そこをもっと強化していきたいと思います」と誓った。【松本航】

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