世界ランク日本人最上位となる3位の張本美和(18=木下グループ)が、2試合連続となるフルゲームを制し8強入りを決めた。同12位の陳熠(中国)に3-2(11-13、9-11、11-5、12-10、11-5)で大逆転勝利を収めた。

第1ゲーム(G)はリードを奪いながらもデュースで競り負ける。第2Gも落とし、2ゲームを先行された。それでも第3Gから積極的なプレーを取り戻して反撃を開始。第4Gはデュースの激戦を制して互角に戻すと、勝負の最終ゲームも隙を与えず逃げ切った。

第4G途中には相手がメディカルタイムアウトを申請し、試合が一時中断。5日の橋本帆乃香(28=デンソー)戦でも約6分間の中断があり、昨年の同大会では早田ひな(26=日本生命)との一戦でも約10分間プレーが止まる場面があった。それでも張本は流れを切らすことなく、自身のペースを維持して勝ち切った。「中断されることには慣れてきた。すぐに次のポイントのことを考えていた」と振り返り、動じることなく逆転劇を完成させた。

「0-2になっても諦める気持ちは全くなかった。ここから1球ずつやるぞという気持ちだった」と張本。「また1つ成長できた」と、勢いそのままに4強入りを懸けた一戦へ向かう。