水泳のパンパシフィック選手権は15日、米カリフォルニア州アーバインで競泳が行われ、男子200メートル個人メドレーで松下知之(東洋大)が1分56秒02で優勝し、400メートルと合わせて個人メドレー2冠を達成した。男子1500メートル自由形で今福和志(枚方SS)が14分42秒59の日本新記録で2位に入った。男子200メートル平泳ぎで17歳の大橋信(枚方SS)は2分8秒27で3位となった。男子400メートルメドレーリレーの日本(竹原、大橋、光永、村佐)は4位だったが、3位がオープン参加のチームだったため銅メダルを獲得した。

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日本のエースとして役割を果たした。男子200メートル個人メドレーの松下は終盤の競り合いを制し、2冠に輝いた。タイムは400メートルに続いて自己ベストに届かず、喜びは少ない。それでも「勝ちきれる勝負強さはついた」と冷静に語る姿に、貫禄が漂った。

前半100メートルは53秒台後半を狙ったが、54秒30とやや遅れた。続く平泳ぎを終えても実力者のフォスター(米国)に続く2番手。ラスト50メートルは得意の自由形で「最後の勝負になったら負けない自信があった」と意地を見せて追い抜いた。

あくまで目標は2年後のロサンゼルス五輪金メダル。この種目で1分52秒台の世界記録を持ち、2024年パリ五輪個人4冠のマルシャン(フランス)は今大会不在で「彼が出ている大会で勝てるのが一番いい」と満足はしていない。

大きく立ちはだかる王者に挑戦するためにも、まずは萩野公介が持つ個人メドレー2種目の日本記録更新が求められる。今秋の愛知・名古屋アジア大会へ「記録と順位にこだわる」と意気込んだ。