オリンピック(五輪)2大会連続メダルのロコ・ソラーレが今季初戦に3人で臨んだ。
吉田夕梨花(33)が今夏国内で行われる4大会を欠場すると18日に発表した。
そのため、藤沢五月(35)鈴木夕湖(34)、新加入の松沢弥子(27)の3人でプレーした。
吉田は10月からの海外遠征に向けた調整期間を設けたい意向で欠場を決断。「今後のさらなる成長と競技力向上を見据え、身体作り、メンタル作りへの強化に重点を置いて取り組む期間を作りたい」と説明している。
藤沢は試合後、吉田の思いに理解を示した。チームは今季を迎えるにあたって、目標を確認。ミラノ・コルティナ五輪出場を逃し、「次の4年っていうものを目指していく」と、30年フランス・アルプス五輪に向けて再出発することを決めた。次の五輪代表選考を兼ねた6月の日本選手権では、1次リーグ敗退。「あの時の悔しさはもう絶対忘れないでいこう」と共有した。
ただ、昨季は五輪シーズンということで緊張感のある1年間を過ごした。さらに日本選手権が異例の6月開催で、オフ期間なく次のシーズンへ向けて始動することになった。「次の4年を踏まえてしっかり準備期間にする。スタートするからには中途半端に、もう少し休みたかったとかも踏まえて、準備期間を作るっていうのも一つのいい考え方でもある」と藤沢。「夕梨花の準備期間は、チームとしてもお互いに理解をした上で今季スタートしている。プラスそういう個々の考え方を尊重してくれたっていうチーム、(代表理事の本橋)麻里ちゃん、スポンサーさんにほんとに感謝」と強調した。
藤沢自身はオフなしで今季に突入した。23年以来の優勝を目指すも届かなかった日本選手権の結果を「ここ数年勝てていないのも、私自身の責任も感じている」と受け止める。今季の最大の目標は27年1月開幕の日本選手権での王座奪還。優勝すれば、30年五輪の代表決定戦に参戦する権利を得られる。「1日1日を本当に大切に過ごしていかなければ、6月の悔しい思いをまた繰り返してしまうことになる」と危機感を持っている。【保坂果那】


