日本バスケットボール協会は19日、企業とプロが混在する形で来年9月にスタートする男子の新リーグ1部の名称が、ナショナルバスケットボールリーグ(NBL)に決まったと発表した。

 今季限りでの休部を検討するパナソニックから、NBLに参加しないとの通達があったことも発表された。参加チームは11となるが、新リーグ運営本部の丸尾充本部長は「当初の予定だった12チームでなんとかスタートしたい」と述べ、パナソニックの休部が決まった場合にはリーグとして譲渡先探しなどに協力する考えを明らかにした。

 地域密着を掲げるNBLは、企業チームも名称に地域名を盛り込むことを参加条件とした。日本リーグの昨季覇者のトヨタ自動車は「トヨタ自動車東京」、強豪アイシンは「アイシン三河」、日立は「日立東京」、東芝は「東芝神奈川」、三菱電機は「三菱電機名古屋」となる。