「聖地」国立が、56年の歴史に幕を閉じた。58年に完成し、64年の東京五輪から半世紀、数々のドラマを生んできた国立競技場に、最後の聖火がともった。陸上、サッカー、ラグビー、スタンドを沸かせた多くのスター選手が、多くのファンの前で往年のプレーを披露した。
早明ラグビーレジェンドマッチで、両校のOBが躍動した。80年代に早大SOとしてラグビー人気に火を付けた本城氏、90年代に明大WTBとして大活躍した吉田氏ら、国立を沸かせたスターたちが集合。50代、40代、30代に分かれて3試合を行った。早大が横の揺さぶりで攻めて3連勝。明大も持ち前の重戦車FWで縦突進を繰り返した。
本城氏は「幸せですね。2、3日前からそわそわして、試合に向けた緊張感は変わらないな」。当時使っていた青いサポーターとスパイクで駆けた吉田氏は「日本の聖地として、全世界に発信できる国立に成長してほしいですね」と生まれ変わる思い出の地に期待を寄せた。


