<高校ラグビー:桐蔭学園33-7大阪朝鮮高>◇準決勝◇5日◇花園

 準決勝に初進出した大阪朝鮮高(大阪第3)は、Aシードの桐蔭学園の防御を突き破ることができなかった。1トライしか奪えず力負けし、呉英吉(オウ・ヨンギル)監督は「桐蔭の圧力を受けてミスが出てしまった。修正できなかった」と淡々とした表情で話した。フランカー呉泰誠(オウ・テソン)主将も力を出し尽くした様子で「自分たちのラグビーはやりきった。自分らより上の先輩が成し遂げられなかったベスト16の壁を破れたし、来年は後輩たちが新たな歴史をつくってくれるように、思いを託したい」と、笑みをまじえて話した。