3大会ぶりの優勝を目指す南アフリカ(世界ランク4位)が、同国初となる2大会連続初戦黒星を喫した。

ニュージーランド(同2位)に逆転負け。それでもB組では突出した2強であり、チームは今後に自信をみなぎらせた。試合後の記者会見でラシー・エラスマス監督(46)が語った、主な内容は以下の通り。

-結果について

エラスマス監督 オールブラックスが勝ちに来た。私たち(の地力)が負けたのではなく。規律の部分がうまくいかなかった。本当に彼ら(相手)はよくやった。

-優勝できるのか

エラスマス監督 まだまだやれる。ニュージーランドに対して試合をし、そのまま勝ち進んでいきたかったが、こういった形で負けたのであれば、ファイトバック(反撃)して、決勝に向かって勝ち進むだけです。

-アイルランドと準々決勝を戦う可能性がある

エラスマス監督 その前にイタリア戦もある。カナダ戦もナミビア戦もある。このプール戦(1次リーグ)で勢いを持っていきたい。僅差の試合にこれからなっていく。(準々決勝の相手がA組の)アイルランドか、スコットランドか、どちらか分からない。アイルランドのコーチはよく知っている。向こうもこっちを知っている。どちらがアドバンテージになるか分からない。

-ニュージーランドは(16-16で引き分けた7月の)ウェリントンの試合から何かを学んでいたと思うか

エラスマス監督 そうは思わない。(本日の)トライは1本と2本。我々の犯したミスがきっかけだった。ニュージーランドは攻撃的だが、防御も優れている。非常に厳しいものがあり、プレッシャーもかけてくる。ただ、我々の防御が悪かったというより、我々のミスをきっかけにしてきていた。