ラグビーW杯日本大会で初の8強入りを果たした日本代表が21日、都内で解散した。

20日の準々決勝南アフリカ戦は3-26で敗れ敗退。一夜明けて総括記者会見を行い、宿舎ではフランカーのリーチ・マイケル主将(31=東芝)が涙を流して3年間を締めくくった。日本中を歓喜に包んだ代表のバトンは新しい世代へと託され、23年フランス大会につながっていく。    ◇   ◇   ◇

 

WTB松島幸太朗(26=サントリー)は1次リーグ大会トップタイの5トライを挙げたトライゲッターは、日本代表の成長を実感した。

「決勝トーナメントという未知のステージで戦えたことは財産で、誇りでもある」。南アフリカ戦では「もう1トライ取りたかった」と欲を見せたが、「これがベスト8。厚い壁を感じたし、この壁を突破するための自信をつけたい」と振り返った。今後は、欧州挑戦を視野に入れている。