横綱白鵬(28=宮城野)主催の「第4回白鵬杯」が2日、東京・両国国技館で初開催され、横綱日馬富士(29=伊勢ケ浜)、大関鶴竜(28=井筒)、豊ノ島(30=時津風)ら15人の関取衆も駆けつけて会場を盛り上げた。

 566人の小中学生が出場した取組間の企画では、手押し相撲や背筋力測定大会、フライパン曲げなどを実施。背筋力1位は、2位の白鵬を上回る257キロを記録した翔天狼(32=藤島)。手押し相撲は決勝で豊ノ島を下した白鵬が、横綱の威厳を示した。表彰式では白鵬が「あらためて相撲の素晴らしさを感じました。子どもたちの取組を見て春場所(3月9日初日、大阪・ボディメーカーコロシアム)に向けて元気をもらいました」とあいさつ。日馬富士も「子ども相撲大会は初めて見に来た。本当におもしろい」と、笑顔で拍手を送っていた。