<全日本大学野球選手権:慶大6-0中央学院大>◇3日目◇10日◇神宮◇準々決勝

 慶大が6-0で中央学院大に快勝し、4強入りを決めた。先発の山形晃平投手(1年=土佐)が6回を被安打3本でゼロ封。打線も3回、湯本達司二塁手(4年=野沢北)の中前適時打で先制すると、長短11安打を放って6点を奪った。江藤省三監督(68)は「やっと早慶戦の雰囲気でやっていた。湯本がきっかけをつくって乗っていけた」と話した。中1日おいての準決勝では、7回参考ながら同大をノーヒットに封じた東海大・菅野智之投手(3年=東海大相模)が立ちはだかる。同監督は「菅野君からどれだけ打てるか。楽しみです」と話した。