<東京6大学オールスター:チーム坊っちゃん4-1チームマドンナ>◇28日◇松山・坊っちゃんスタジアム◇観衆13500人

 春季リーグ1位の慶大、4位立大と5位法大による「チーム坊っちゃん」が、同2位の早大、3位明大、6位東大からなる「チームマドンナ」に勝利した。

 坊っちゃんは初回、今秋のドラフト1位候補、早大・福井優也投手(4年=済美)から四球と盗塁で1死二塁とし、法大・多木裕史内野手(2年=坂出)の右前適時打で先制。7回にも、来秋のドラフト1位候補、明大・野村祐輔投手(3年=広陵)から立大・田中宗一郎外野手(4年=佐賀西)が右越え2ランを放つなど3点を奪った。

 好投手を次々KOし、チームを率いた江藤省三監督(68)は「やっぱり、勝負事は勝ちたくなっちゃうよね。だんだん本気モードになっちゃった」と喜んだ。