ブレーブス傘下マイナー2A所属の川上憲伸投手(35)が恩返しを誓った。28日、東京・杉並区の本願寺築地別院和田堀廟所で、明大野球部元監督、元総監督の別府隆彦氏(享年84)の通夜に参列。97年10月の立大戦で乱闘騒動があった当時、主将だった川上は「別府さんに『謝るしかない』と言われた。人間の器の大きさを感じましたね。普段はあまり怒ることはないけど、ひと言ひと言がズッシリ来る感じでした」と恩師の指導を振り返った。来季、メジャー5年目に挑む右腕は「明治のためにも、もちろん自分のためにも頑張りたい」と話していた。