21世紀枠出場で初陣に臨んだ小豆島(香川)の三塁側アルプススタンドが、えんじ色に染まった。試合開始前に一般の販売分も完売した。

 アルプスでの観戦券に帽子、タオル、メガホン、17人の選手に続く18番目の選手になってもらおうと背番号18を入れたえんじ色のジャンパーを4000セット準備。チケットセットでない観戦者にも「『えんじ色の服で応援して染めてください』と呼びかけていました」(浜本部長)と事前に告知を行っていた。

 島からは午前2時半~3時の間に大応援団が出発。フェリー4隻で高松港に向かい、そこからはバス46台で島民が駆けつけた。守備のピンチ時にもメガホンを鳴らして声援を送り、選手をもり立てた。