釜石(岩手)が小豆島(香川)との21世紀枠対決を制し、2回戦に進出した。

 第1試合にもかかわらず4万2000人のファンで埋まった甲子園。その中で両校が接戦を展開した。

 釜石は3回、佐々木航太外野手(2年)の適時打で1点を先制。8回には奥村颯吾内野手(2年)の適時二塁打で貴重な2点目を奪った。

 守ってはエース岩間大(3年)が好投。120キロ台の直球とカーブ、チェンジアップなどの変化球で粘りの投球で8回まで無失点。9回に失策も絡み1点を失ったが逃げ切った。

 釜石は釜石南時代の96年に初出場したが初戦敗退。21世紀枠対決を制して甲子園初勝利を挙げた。