今秋ドラフト候補で最速153キロ右腕の東海大市原望洋(千葉)島孝明投手(3年)が、春季関東大会(群馬)の石岡一(茨城)戦に5回から登板し、毎回の10奪三振で逆転勝利を呼び込んだ。

 島は「コントロールがバラバラだったので、三振は意識していなかった」と振り返ったが、ネット裏では10球団24人のスカウトが熱視線。巨人山下スカウト部長は「高校生ではNO・1のスピード。当然、上位で消えるだろう」と評価。阪神は5人で視察した。