優勝候補に挙げられた夏の甲子園では、1回戦の東北戦で7回途中13奪三振1失点と好投。次の履正社戦では2回途中からマウンドに上がり、6回1/3を4安打7三振無失点。しかし打線が相手エースの寺島から1点しか奪えず敗れた。最速152キロ右腕は「日本で結果を残して、将来はメジャーリーガーになりたい」と話す。中3時に全日本中学陸上の走り高跳びで準優勝した身体能力を持つ逸材は、プロでさらなる成長が期待される。


 ◆藤平尚真(ふじひら・しょうま)1998年(平10)9月21日、千葉・富津市生まれ。小1から野球を始める。大貫中では千葉市リトルシニアに所属。2年春に全国制覇し、3年時にはU-15(15歳以下)日本代表に選出。全日本中学校陸上競技選手権大会の走り高跳びでは準優勝した。横浜では1年春からベンチ入り。50メートルは6秒2。家族は両親。186センチ、81キロ。右投げ右打ち。


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