第89回選抜高校野球大会(17年3月19日開幕、甲子園)の21世紀枠の各地区候補9校が16日、日本高野連から発表され、近畿は洛星(京都)が選出された。選考委員会は来年1月27日に行われる。

 京都屈指の進学校が、創部50年目に当たる来春の甲子園初出場に1歩前進した。東大や京大を目指す部員も含めた10人で臨んだ今秋近畿大会府予選で8強入り。各部員が「全員全ポジション」を目標にバッテリー、内外野をこなせる技術を身に付け、好成績につなげた。中村好邦監督(39)から近畿の推薦校に選ばれたことを聞き、吉田大樹主将(2年)は「選んで良かったと思っていただけるよう、いっそう気を引き締めます」と語った。