秀岳館(熊本)が夏春連覇を狙った作新学院(栃木)に競り勝ち昨年春夏(4強)に続く3季連続の8強入りを決めた。

 1回に暴投で1点の先制を許したが4回に長打3本で2点を奪い逆転。5回には1死一、三塁から内野ゴロ併殺崩れの間に1点を追加した。

 8回に1点差に詰め寄られたが逃げ切った。

 鍛治舎巧監督は「相手の投手(大関)は103球で四球1、こちらの投手(田浦、川端)は157球で7四球。まるで負け試合のような展開。8、9回の3アウト目の最後の1球がうまく決まったので辛うじて勝ったなという試合。いい勉強になった」と振り返った。

 攻撃面については「1点取りに行こうと思ってバント失敗があったり、ダブルプレーがあったりと監督の大失敗。そういう試合。教訓になった試合」と話していた。