履正社(大阪)と大阪桐蔭が決勝に勝ち進んだ。大阪勢2校で優勝を争うのは史上初めて。履正社が勝てば春夏通じて初優勝、大阪桐蔭は春夏連覇した2012年以来2度目の頂点を目指す。

 履正社は報徳学園(兵庫)に6-4で逆転勝ちし、3年ぶりの決勝進出。1点を追う9回にスクイズで追い付くと、若林の適時打で勝ち越し。さらに失策で2点を加え、竹田が反撃を1点に抑えた。

 大阪桐蔭は秀岳館(熊本)を2-1で下して、5年ぶりに決勝に進んだ。6回に山田の右前打で均衡を破り、8回には山田が左中間への適時二塁打で加点。徳山が8回の1点に防いで逃げ切った。大阪桐蔭は春通算20勝目。

 31日の決勝は午後0時半プレーボールの予定。