早実・清宮幸太郎内野手(3年)が高校通算107号を放ち、史上最多とされる山本大貴(神港学園=12年)の記録に並んだ。

 2-1とリードした7回先頭の第4打席で、八王子学園八王子の先発米原の2ボールからの3球目、外角低めの115キロのチェンジアップをとらえ、左中間へ運んだ。

 1回無死一、二塁の第1打席は二ゴロ、2回1死の2打席は四球、5回先頭の第3打席は捕飛、7回1死一、二塁の第5打席は死球だった。

 清宮は今大会5試合目で4本塁打と量産している。

 昨夏の準々決勝で敗れた八王子学園八王子に「どんな展開でも、自分たちの野球ができれば」と雪辱を誓って臨んだ舞台で記録を達成した。