金足農(秋田)が日大三(西東京)を破り初の決勝進出を決めた。秋田県勢の決勝進出は1915年(大4)の第1回、秋田中(現秋田高)以来103年ぶり。東北勢の決勝進出は15年の仙台育英(宮城)以来9度目。

 吉田輝星投手(3年)が134球を投げ9安打1失点で完投した。

 「これまでベスト4が最高だったので決勝はうれしいです。(1点の9回裏は)みんな少し焦りがあったので、落ち着いて自分がカバーしようと思いました」と試合を振り返った。

 明日の決勝は大阪桐蔭-済美の勝者と対戦。東北勢史上初の優勝を目指す。

 「うれしいがここで終わりじゃない。切り替えて頑張りたい。秋田県、東北勢の期待も背負っているので勝ちたい。自分がゼロに抑えたい」と話した。