親善試合のために今月31日に渡米する全日本高校選抜チームが奈良県内で近大の1、2年生チームと練習試合を行い、3-2で競り勝った。2回に東海大相模(神奈川)・伊集院駿外野手(3年)の適時打で1点を先制し、中盤にも相手のミスで2点を追加した。投手陣は、体調不良で欠場の九州学院(熊本)・渡辺政孝(3年)以外の全6人が投げ、1点リードの9回には甲子園春夏連覇投手の興南(沖縄)・島袋洋奨(3年)が登板。無失点で締めた。島袋は「後ろで投げたのは沖縄大会(3回戦)以来。失点したくなかったので、よかったです」と笑顔を見せた。