3月23日に開幕する第83回選抜高校野球大会(甲子園)の出場32校を決める選考委員会が28日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれ、21世紀枠には佐渡(新潟)城南(徳島)大館鳳鳴(秋田)の3校が選出された。いずれも春夏通じて初の甲子園。

 佐渡は離島のハンディを克服し「人間力の向上」にも取り組んでいる点が評価された。城南と大館鳳鳴は文武両道を実践。城南は生徒会活動、大館鳳鳴はボランティアにも積極的に参加していることが認められた。

 一般選考では昨年4月に創部の創志学園(岡山)や前回大会で準優勝し、昨秋の明治神宮大会覇者の日大三(東京)などが選ばれた。初出場は前橋育英(群馬)総合技術(広島)など11校。

 組み合わせ抽選会は3月15日に行われる。