指導者として甲子園出場を決めた早鞆(山口)の大越基監督(40)のプロフィル。◆大越基(おおこし・もとい)1971年(昭46)5月20日、宮城県七ケ浜町生まれ。小学2年で野球を始め、6年のとき青森県八戸市へ転居。仙台育英ではエースとして3年春、夏と甲子園に連続出場し、春は8強、夏は準優勝。早大に進んだが1年で中退。その後、渡米し1Aサリナス・スパーズへ入団。92年ドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)入り。投手では13試合に登板し0勝0敗。96年に野手に転向し03年限りで引退。引退後、山口・東亜大に入学。教員免許を取得し07年4月に早鞆の保健体育教諭となる。09年5月に高校野球の指導者として認定され同年9月、監督に就任した。