交流戦初優勝を狙う西武が、ラスト3戦で痛恨の1敗を喫した。隅田知一郎投手(26)は9回13奪三振2失点だったが、敗れた。

西口文也監督(53)は「常に行きたい意欲の強い投手なんで。チームからしたら頼もしいですね」と完投をたたえた。ただリチャードの決勝弾を含め序盤の2失点が響いた。自力Vは消滅。残り2戦を連勝しても、それだけでは優勝できない。

隅田は「(リチャードに)打たれたのはすごく悔しいです」と振り返った。2回1死の被本塁打はボール球だった。「ボールを打たれるのは…認めたいことではないですけど、言葉にはならないです」。試合前には完封を意識する気持ちをあえて口にしたからこそ悔しい。「交流戦優勝を目指しているので、勝ちきれなかったのは僕の責任だと思います」と話した。

上半身に張りがある主砲ネビンはこの日に続き、14日も出場を控える。予告先発ワイナンスは完投タイプではない。その中で隅田の完投は、甲斐野、篠原、岩城と勝ちパターンのリリーフ陣の温存につながった。総動員で勝ちに行く。優勝の行方は他力でも、交流戦全カード勝ち越しは自力でつかみたい。

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