3月末で閉校する駒大岩見沢高(北海道)の「野球部お別れの会」が3日、岩見沢市内のホテルで開催された。

 野球部OBら320人が出席。「ヒグマ打線」とも称された猛打で、甲子園に春8、夏4度出場し、93年春には4強入りも果たした野球部との別れを惜しんだ。

 名称は「お別れの会」だったが、ロッテ古谷拓哉投手(32)が「プロの世界で1年でも長くプレーして駒大岩見沢の名前を残していきたい。ここが僕の野球の原点」と話すなど、多くのOBが選手、指導者としての「ヒグマ野球」継承を誓った。佐々木啓司総監督・部長(57)も「駒大岩見沢でつちかった打撃力を、これからも見せていきたい」と、教え子たちに4月以降も高校野球に関わると約束した。