<高校野球滋賀大会:北大津7-2八幡商>◇28日◇準決勝◇彦根

 春王者の北大津が2年ぶり8回目の決勝進出を決めた。

 八幡商に先制点を許したが、5回裏1死二、三塁で8番谷口一貴外野手(3年)が左前へ2点適時打を放ち勝ち越しに成功。流れに乗った北大津は、6回裏に5点を追加し試合を決めた。

 先発は岡田勝造投手(2年)。5回を5安打1失点の好投で、エース大村涼兼(3年)へつなげた。大村は、6回表に3四死球で1死満塁のピンチを背負うも、気迫の投球で2三振を奪った。4回2安打1失点と粘投。過去2試合では、不安定な投球だったが、復調の兆しを見せた。

 エースは「(代わった)初回は、自分の悪いところが出た」と猛省。29日の決勝へ向けて、気合を入れ直した。