<全国高校野球選手権:敦賀気比7-2八戸学院光星>◇22日◇準々決勝

 八戸学院光星(青森)の1番北條裕之内野手(3年)は4打数無安打、3戦通じてノーヒットで最後の甲子園を終えた。「自分が打てなかったのが一番。勢いが付かなかった」と涙は無かった。

 同校の11年夏からの3季連続準優勝メンバーで現阪神の兄史也と比べられることも多かったが「注目されたおかげで、妥協せずに頑張ろうと思えた。兄のおかげでここまで来られた」と話した。「大学で鍛えて、最終的に兄と一緒にプレーしたい」と、進学し、その先のプロ入りを目指す。