静岡県大会26日開幕、8強に夏のシード権
春季高校野球静岡県大会が、26日に開幕する。初出場の藤枝明誠は中部地区大会の5試合で、56安打42得点と打線が爆発して中部3位となり、初の県切符を獲得した。次なる目標を県大会上位8校に与えられる「夏のシード権獲得」と掲げ、勢いをもって臨む。組み合わせ抽選会は21日に行われる。
超攻撃的野球で上位8校に与えられる、夏のシード権獲得を目指す。中部地区大会では、1試合平均11安打8得点以上の猛打を振るった。大会前に掲げた「県大会出場」の目標を見事達成した。永田弘光監督(60)は「秋はチャンスをつくるがタイムリーが出なかった。点の取り方がうまくなった」と手応えをつかんでいる。
今大会と同じく中部3位で臨んだ昨年秋季県大会。1回戦でセンバツVを果たした常葉学園菊川と対戦。0-7でコールド負けを喫したが、王者の野球を肌で感じた事は大きな収穫だった。岸端太郎捕手(3年)は「ランナーが得点圏にいなくてもピンチに感じた」。脅威に感じた「積極果敢な走塁」の練習をすぐに取り入れた。昨秋以降はそれまでに無かった、実戦形式の走塁練習に取り組んだ。積極的に仕掛けることで打撃にも効果が表れた。主将の紅林聖志二塁手(3年)は「好走塁によって、打者に安心感が生まれた。その分思い切りバットが振れるようになった」と話す。
対戦相手は21日の抽選次第だが「1戦1戦大切に戦っていく」と指揮官。紅林主将は「シード権を必ず取る」とチームの思いを代弁。新たな目標達成へ藤枝明誠打線が快音を響かせる。【前田和哉】
[2008年4月17日13時5分 紙面から]
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