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北海道栄、駒岩完封して決勝へ/高校野球

<高校野球・春季北海道大会:北海道栄1-0駒大岩見沢>◇2日◇札幌円山◇準決勝

 北海道栄の勢いが止まらない。センバツ帰りの駒大岩見沢も1-0で破った。チームを支える左腕2本柱のうち、この日はエースの今野昭太郎(3年)がヒグマ打線を5安打完封。準々決勝の北見緑陵戦で先発した竹内悠司投手(2年)に続く2試合連続完封勝利で、17年ぶりの優勝に弾みをつけた。。

 北海道栄が駒大岩見沢を「スミ1」でねじ伏せた。最後の打者、4番松本を大きな左飛に打ち取り、今野はマウンドで両腕を高々と突き上げた。1回表に仲間が取ってくれた1点を、最後まで死守。直球とカーブで追い込み、自信のチェンジアップで凡打の山を築いた。許した安打わずか5本の公式戦初完封勝利に、笑顔がはじけた。

 準々決勝の竹内に続き2試合連続完封勝利。「竹内が完封をやった。負けたくなかった。僕も完封を狙いました」。1年下の同じ左腕にライバル心をかきたてた。9回表、2死二塁で打席が回ると、代打を出そうとした渡辺伸一監督(36)に「僕が完封します!」と宣言し、代打を出させなかった。

 初戦の旭川実戦(延長13回)も竹内との継投で1失点(自責点0)。3試合31イニングでわずか1失点。4試合で9失点した地区予選から大きく成長し、円山で投手王国に変ぼうを遂げた。渡辺監督も「2人は点を取られても1~2点と計算がたつ。一冬越して立派に成長してくれた」と、賛辞を惜しまない。

 昨秋は地区2回戦で敗退。今野は悔しさの中で先輩捕手の「外へ逃げる変化球があると組み立てが楽になるぞ」と言われた言葉に飛びついた。それからチェンジアップの体得に時間を割いた。「最初は曲がらなくて苦しんだ。その日により違うんです。握りを微妙に変えながら、自分で研究しました」。それが今、最大の武器になっている。

 次は東海大四との決勝戦。ローテーションからは竹内の先発だが、指揮官は「明日(3日)は継投になると思う」と、自慢の左2枚を投入の構え。前身の北海道桜丘時代以来17年ぶりの全道NO・1へ、オレンジカラー軍団が突っ走る。【本郷昌幸】

 [2008年6月3日10時4分 紙面から]


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