利府が創部26年目で悲願/センバツ
第81回選抜高校野球(3月21日開幕、甲子園)の出場校が23日、選抜選考委員会で決定し、21世紀枠の東北地区推薦校となっていた利府(宮城)が春夏通じて初の甲子園出場を決めた。
悲願がかなった。午後3時すぎ、校長室の電話に吉報が届きすぐに校内放送が流されると、校舎のいたるところから拍手と歓声が上がった。地域清掃などが評価され、東北では05年の一迫商(宮城)以来となる21世紀枠での出場。遠藤聖拓主将(2年)は「実力で選ばれたわけではないけど、やるからには頂点を目指したい」と意気込んだ。
学校が一体となって喜びの瞬間を迎えた。1年生部員は山形へ2泊3日のスキー実習最終日だったが、他生徒の協力も得て早めに帰路に就き、吉報が届く直前に学校へ到着。引退した3年生は総出で駐車場の誘導係を務め、小原仁史監督(45)は「明日から忙しくなりそうなので」と発表直前まで試験の採点を行った。文武両道の同校は創部26年目で初の甲子園だが「聖地」で戦う条件は全国のライバル校と同じ。来月7、8日にはKスタ宮城の室内練習場で練習を行い、決戦への準備を進める。【由本裕貴】
[2009年1月24日13時9分 紙面から]
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