PL学園が14日、大阪・富田林市内で塔南(京都)と今季初実戦を行い、10球団のスカウトが訪れた。阪神、中日が今秋ドラフトで野手の上位候補にあげる吉川大幾内野手(3年)のほか、多司将仁投手、勧野甲輝内野手(同)と3人のドラフト候補がおり、阪神、中日、巨人など11人ものスカウトが集結。やはりプロ注目の塔南・森脇亮介(3年)から吉川は4打数1安打、勧野は3打数2安打2打点。多司は9回6安打10三振2死球2失点で完投。阪神池之上スカウト課長は「(吉川は)打撃はいいし足も速い。いろんな守備位置を守ることは彼の評価を高めますよ」と目を細めた。