<春季高校野球岩手大会:花巻東9-2盛岡三>◇28日◇3位決定戦◇市営花巻球場

 岩手では花巻東が盛岡三を下して第3代表となった。

 県内公式戦連勝が26で止まった前日の敗戦から一夜明け、花巻東は気落ちせずに第3代表に滑り込んだ。佐々木洋監督(36)が「選手の気持ちの持っていき方が難しかった」という一戦。盛岡三は準決勝で1-21と大敗していたが「21点取られたけど、そんなチームじゃないよ」と選手を引き締めて臨んだ。

 指揮官の予想どおり、流れをつかむのに苦労した。5回、4四死球に5安打を絡めて7点を奪ったが、1回の先制以降は打線がつながらず、4回には一時逆転された。佐々木監督は「最初の一打が、ここで打ってればというところで、力んだりしてなかなか出ない」と課題を掲げた。

 東北大会は、夏に向けてさらなるレベルアップを図る場になる。今春、高校通算51本塁打の大谷翔平投手(3年)が敬遠で歩かされる場面があった。「大谷の前の2人、後ろの2人が大事。後ろは、満塁で回ってくる場面も多くなる。県外の良いチームとのピリピリした場面で、打てるようになってほしい」(佐々木監督)。今大会、1試合6イニングのみの登板に終わった大谷も「先発でいく場面があったら、いつでもいけるように、夏に向けて頑張りたい」と意欲十分だった。【今井恵太】