第95回全国高校野球選手権記念宮城大会(同13日開幕)の組み合わせ抽選会が20日、仙台市内で行われた。

 仙台育英は頼れる主将に、またしても試練が降り掛かった。今秋ドラフト候補の上林誠知外野手(3年)が、16日の練習試合で右前腕部に死球を受け、肉離れを起こしたという。医師からは全治2週間と診断を受け、この日の抽選会には患部に包帯を巻いて現れた。センバツ後には左足を痛め、今春は3試合欠場。初戦の相手が築館と塩釜の勝者に決まり「今日から練習を再開する予定。間に合うと思う」と徐々に調整のピッチを上げていくつもりだ。