<センバツ高校野球:利府5-4早実>◇31日◇準々決勝

 早実(東京)が逆転負けでベスト4入りを逃した。「佑ちゃん2世」小野田俊介投手(2年)が2点のリードを背に4回まで無失点の力投。しかし5回、利府(宮城)打線につかまり、5失点で降板した。打線が最終回に1点差まで詰め寄ったが、逃げ切られた。3年前のエース斎藤佑樹投手(現早大)を越える4強はならなかった。和泉実監督(47)は「(逆転する)雰囲気はありました。でも最終的に負けるということはまだまだ力がないと実感しました」と話した。